◇ヒンギスが5度目の東レPPO制覇
<マルチナ・ヒンギス/アナ・イバノビッチ>
今年の東レPPOは、決勝で第2シードのマルチナ・ヒンギスが第5シードのアナ・イバノビッチを6−4、6−2で下し、5年ぶり5度目の優勝を果たした。5度の優勝は大会最多で、ヒンギスは通算43勝目。昨季の現役復帰後ではツアー3勝目となる。
第1シードのマリア・シャラポワは、準決勝で足の痛みを訴え、無念の棄権となったが、相性の良い東京のファンに向けて、精一杯の笑顔を振りまいてコートを去った。
15年連続の本選出場となっていた杉山愛は、2004年以来となる4度目のベスト8進出を決めたが、準々決勝でシャラポワ相手に1セット取りながらも逆転負けとなった。
<サマンサ・ストザー/リサ・レイモンド>
ダブルスでは、ランキング1位のリサ・レイモンド/サマンサ・ストザー組が、ヴァニア・キング/ルネー・スタブズ組を7−6、3−6、7−5で退けて、2年連続の優勝を手にした。
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