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（アルゼンチン、ブエノスアイレス）

テルメックス杯（賞金総額42万5千ドル）に地元の声援を受けて第2シードで出場のＧ・コリア（アルゼンチン）は、水曜日の2回戦で全くのノーマークだった格下のＲ・ラミレス=イダルゴ（スペイン）に5-7, 2-6で予想外の敗退を喫した。

今大会で2度の優勝経験を持つコリアは、月曜日の1回戦でもＪ・バネック（チェコ共和国）を相手にフルセットのタイブレークの末に辛勝していたが、2回戦はさらに不運な結果となった。ラミレス=イダルゴは現在28歳で、1998年のプロ転向以来、最高ランキング69位と無名に近い存在だった。準々決勝では、同胞の第5シードＣ・モーヤ（スペイン）と対戦する。

モーヤはこの日の2回戦でＮ・マス（チリ）と対戦し、4-6, 6-3, 7-6 (7-4) の接戦を制してベスト8進出を決めている。1998年の全仏オープン覇者のモーヤは、今大会でも2度優勝している。

その他、Ｂ・パシャンスキ（セルビア・モンテネグロ）がＡ・マルティン（スペイン）を3-6, 7-6 (7-5), 6-3で下し、次はＴ・ベーレント（ドイツ）を3-6, 7-6 (7-5), 7-6 (7-2)で下した第6シードのＦ・ボランドリ（イタリア）と対戦する。