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(オランダ、ロッテルダム)
ABNアムロ 世界テニス・トーナメント(賞金総額91万5千ドル)は火曜日、上位選手が次々に欠場や初戦敗退などで大会から姿を消すこととなった。
今大会トップシードで出場予定だったR・ナダル(スペイン)は、先週マルセイユの大会中に痛めた太腿の怪我のために、試合直前に欠場を申し入れた。ナダルは、昨シーズン終盤4ヶ月のブランクの後、先週の大会から今季のツアーをスタートさせていた。
またR・フェデラー(スイス)と全豪オープンの決勝を争って話題となったM・バグダディスが臀部の怪我のため、S・グロージャン(フランス)も個人的な理由により、それぞれ欠場を表明した。昨年覇者のフェデラーは、今年は参加していない。
月曜日に姿を消した第8シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)に続き、この日も第9シードのI・アンドレエフ(ロシア)が予選上がりのD・ブラッチアリ(イタリア)に2-6, 3-6で敗れ大会を後にした。
シード選手でこの日唯一勝ち上がったのは、第3シードのD・フェレール(スペイン)で、I・ミナール(チェコ共和国)を6-2, 6-3のストレートで退けた。
その他の試合では、ナダルに代わって出場となったA・パーマーが、P・スリチャパン(タイ)を7-6(7-3), 5-7, 7-6(9-7)の大熱戦の末に下して2回戦へ進出を決めた。現在ランキング230位のパーマーは、これが2004年9月のバンコク以来となるATPレベルでの勝利。スリチャパンは3大会連続の初戦敗退となった。
ロクス兄弟も順当に2回戦に勝ち進んだ。兄のC・ロクス(ベルギー)はラッキールーザーのJ・リスナール(フランス)を3-6, 7-6(7-3), 6-4の逆転で下し、弟のO・ロクス(ベルギー)はJ・メルツァー(オーストリア)との7-6(7-3), 4-6, 7-6(11-9)の接戦を制し、共に勝利を収めた。メルツァーは、第3セットのタイブレークでは9-8とリードしマッチポイントを掴んでいたが、そこからロクスに3ポイント連取され初戦突破とはいかなかった。
先週のマルセイユで共にベスト8入りを果たしたF・サントロとP・H・マチュー(フランス)は1回戦での対戦となり、結果はサントロが6-3, 6-3で白星を手にしている。
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