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（ブラジル、コスタ・ド・サウペ）

ブラジル・オープン（賞金総額38万ドル）は水曜日2回戦を行ったが、上位シードが次々と姿を消す波乱含みの一日となった。

第1シードのＧ・ガウディオ（アルゼンチン）は、得意のクレーコートで、宿敵Ｒ・ナダル（スペイン）（昨年度優勝）も参加しないなか、優勝候補筆頭に上げられていたが、予選通過のＯ・パシャンス（フランス）に2-6, 2-6とまさかの敗退を喫した。ガウディオは現在世界ランキング９位でこれまで８度の優勝を遂げているが、一方のパシャンスは139位で優勝経験もない。

第3シードのＦ・ボランドリ（イタリア）もＪ・バネック（チェコ共和国）に0-6, 1-6、また第4シードのＦ・セラ（フランス）もＪ・モナコ（アルゼンチン）に1-6, 1-6といずれもシード選手らしからぬ完敗。
第5シードのＪ・Ｉ・チェラはＰ・ストラーチェを6-4, 7-5で、また第6シードのＮ・マス（チリ）もＦ・ビセンテ（スペイン）を3-6, 7-6, 6-3でそれぞれ下し、こちらは順当に準々決勝に駒を進めた。

昨年優勝のナダルは、今週はロッテルダムでの大会に出場のため今大会には出場していない。ただ、そのロッテルダムでも先週負ったももの怪我のため棄権している。