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（アメリカ、カリフォルニア州ランチョ・ミラージュ）

今週末行われるデビスカップ２回戦でチリと対戦するアメリカは、当初予定されていたＰ・マッケンロー（アメリカ）が、奥さんが子供を生む直前にあるため、今回のキャプテンとしては同行せず、代わりにディーン・ゴールドファインがチームを率いることとなった。

ゴールドファインは、２００４年末からこの2月までＡ・ロディック（アメリカ）のコーチをしていたが、新たに実兄のＪ・ロディックがコーチにつくとともに解任されていた。その記憶も新しいうちの今回の皮肉な再会となったが、ロディックは特に問題はないと語っている。「多分１回戦が終わった後だったと思うけど、パトリック（マッケンロー）はちょうど２回戦の頃に子供が生まれそうだから、行けるかどうかわからない、と言ってたんだ。そして一人一人に代わりに誰がいいかと聞いたら、みんなディーンがいいということで一致したんだよ。」と、既に了解済みだったと話している。

また、一方のゴールドファインも、これと言って障害もないと言う。「いつもの通りやるだけのこと。これまで何度もパトリックたちと同行してチームの導き方を見てきたからね。何か変わるわけでもないよ。」

アメリカ・チームは、ロディックの他、Ｊ・ブレーク（アメリカ）とＢ・ブライアン（アメリカ）＆Ｍ・ブライアン（アメリカ）のダブルスペアでの構成。1回戦では同じ顔ぶれでルーマニアを４−１で下している。今回はアメリカがチリを招聘しての対戦で、地元選手の得意とする芝生コートでの戦いとなる。初日の金曜日は、ブレーク対Ｆ・ゴンサレス（チリ）、ロディック対Ｎ・マス（チリ）のシングルス２試合が行われる。土曜日はブライアン兄弟が、ゴンサレス＆マスの2004年アテネ・オリンピック金メダルペアと対戦する。チリは１回戦ではスロバキアを４−１で退けている。

その他、２回戦で顔を合わせるのは、クロアチア対アルゼンチン、オーストラリア対ベラルーシュ、ロシア対フランス。