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米クレーコート選手権（賞金総額３８万ドル）の大会５日目、金曜日に行われた準々決勝で、第５シードのＴ・ハース（ドイツ）がトップシードのＡ・ロディック（アメリカ）を6-7 (1),6-4, 6-4のフルセットで下し準決勝進出を決めた。

大接戦となったこの試合、ロディックはファイナルセットで二度のブレイクチャンスを握るもののハースの好サーブに阻まれ勝利を手にすることは出来なった。見事勝利を収めたハースは「これだけたくさんの人の前でアンディに勝利出来たのだから気分は最高さ。今日の試合が決勝戦だったらもっと良かったんだけどね。」と勝利の弁。また「大切な場面で僕がことごとくパッシングショットを決めて行ったことで彼（ロディック）はサーブ＆ボレーを続ける自信を失ってしまったようだ。」と試合を振り返っていた。

一方、敗れたロディックは「僕が金曜日にヒューストンを離れることになるなんてこれまでなかったこと。負けたのだから当然がっかりしているよ。それにしても今日は何本ベースラインの遥か後ろからパッシングショットを決められたか分からない。殆どなす術なかった。」と、肩を落としていた。

ハースは決勝進出をかけて地元アメリカのＭ・フィッシュ（アメリカ）と対戦する。

その他の試合の結果は以下のとおり。

Ｐ・ゴールドスタイン（アメリカ） (7) ○-× Ａ・モンタネス（スペイン）, 6-3, 6-4
Ｍ・フィッシュ ○-× Ｖ・スペーディア（アメリカ） 4-6, 7-6 (7-1), 6-2
Ｊ・メルツァー（オーストリア） ○-× Ｆ・ビセンテ（スペイン）, 7-5, 6-4