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（ドイツ、ハンブルグ）

全仏オープン前哨戦であるハンブルグ・マスター大会（賞金総額２６５万ドル、クレー）は金曜日準々決勝が行われ、第１５シードのＲ・シュティエパネック（チェコ共和国）がビッグサーバーのＭ・ミルニ（ベラルーシ）を6-3, 6-2で一蹴、見事準決勝進出を決めた。シュティエパネックは準決勝でＪ・アカスーソ（アルゼンチン）と対戦する。そのアカスーソはＦ・べルダスコを6-1, 6-7 (6-8), 6-3で下してベスト４進出を決めている。

一方ドローの上の山では、前日第５シードのＪ・ブレーク（アメリカ）を倒して勢いに乗る第１２シードＭ・アンチッチ（クロアチア）が、第４シードのＮ・ダビデンコ（ロシア）を5-7, 7-6(7-4), 6-3で振り切って準決勝進出を決めた。今大会で台風の目となっているアンチッチは準決勝で第１６シードのＴ・ロブレド（スペイン）と対戦する。ロブレドはＤ・フェレール（スペイン）を7-6 (10-8), 6-4で下してのベスト４進出。

トップ２シードだったＲ・フェデラー（スイス）とＲ・ナダル（スペイン）は、残念ながら今大会は直前の月曜日に欠場を決めた。両者は先週日曜日に行われたローマのマスターズ・シリーズの決勝で6-7 (0-7), 7-6 (7-5), 6-4, 2-6, 7-6 (7-5)という激戦を闘っていた。この激戦を制したナダルはクレーコートでの連勝記録を５３に伸ばし、現在１９７７年にＧ・ビラス（アルゼンチン）が達成した記録に並んでいる。