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ドイツ、チリが勝ち進む◇ワールド・チーム・チャンピオンシップ

(デュッセルドルフ、ドイツ)

ワールド・チーム・チャンピオンシップがドイツのデュッセルドルフで開催され、今大会過去4度優勝を誇るドイツが1981年以来初めてイタリアと対戦した。

まずNo.1シングルスでは世界ランク41位のN・キーファー(ドイツ)が格下F・ボランドリ(イタリア)を7-6 (12-10), 6-3で下し、ドイツに1勝をもたらした。続くNo.2シングルスでは、体調不良から今大会欠場を表明したT・ハース(ドイツ)に代わり、P・コールシュライバー(ドイツ)が登場したが、惜しくもD・サングイネッティ(イタリア)に6-3, 3-6, 6-4で敗れた。そして勝負のかかったダブルスで、ドイツ代表M・コールマン(ドイツ)A・ヴァスケ(ドイツ)組がイタリア代表サングイネッティ/ボランドリ組を6-4, 6-4で下しドイツが勝利を収めた。

一方、チリ対スペイン戦では、2003年、04年大会の王者チリが3-0でスペインを一蹴した。

まず第1シングルスでN・マス(チリ)がF・べルダスコと対戦し、6-2, 4-6, 6-4で勝利しチリに一勝をもたらした。続く第2シングルスではF・ゴンサレス(チリ)D・フェレール(スペイン)と対戦。7-5, 6-7 (6-8),6-3で激戦を制しチリチームに勝利をもたらした。

マスは「今年のワールド・チーム・チャンピオンシップのレベルは非常に高い。R・フェデラー(スイス)R・ナダル(スペイン)が欠場しているだけだね。」と話していた。「ここにいる選手は皆今大会のタイトルを取りたいと思っている。そして僕は今日のべルダスコとの試合にとても満足しているよ。」

消化試合となったダブルスでは、チリのP・キャプデビュ/A・ガルシア(チリ)組がF・ロペス(スペイン)/べルダスコ組を6-3, 6-2で下している。

(2006年5月22日10時30分)
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