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（フランス、パリ）

２８日にローランギャロスで開幕した全仏オープンの大会２日目、女子シングルス１回戦に中村　藍子（日本）が登場し初戦を行ったが、Ｃ・カスターノ（コロンビア）に6-4, 3-6, 1-6の逆転で敗れ、惜しくも１回戦で姿を消した。

世界ランキング５７位の中村は、同３２位のカスターノを相手に序盤から思い切りの良い攻撃で試合を進めたが、第２セット中盤でリズムを崩すと、ファイナルセットでは４本のダブルフォールトと１２本の凡ミスを犯すなどカスターノに挽回を許した。初日に勝利した杉山　愛（日本）に次ぐ日本勢２番手として、上位進出の期待がかかっていた中村だが、２年連続初戦敗退に終わった。

女子シングルスその他の試合では、第７シードのＰ・シュニーダー（スイス）がＭ・クライチェック（オランダ）に6-1, 6-2でストレート勝ち。第９シードのＦ・スキアボーネ（イタリア）もＡ・ボンダレンコ（ウクライナ）に6-3, 6-4で快勝し、順当に２回戦に駒を進めている。

男子では、２００４年全仏覇者で今大会第１０シードのＧ・ガウディオ（アルゼンチン）がＲ・カラヌシッチ（クロアチア）に6-2, 6-2, 6-2のストレートで快勝した。また同大会２００３年優勝で第２４シードのＪ・Ｃ・フェレーロ（スペイン）もＪ・Ｍ・デル=ポトロを6-3, 6-2, 6-2, 6-4で退けて初戦突破を決めている。