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(フランス、パリ)
パリのローランギャロスで行われている全仏オープン大会3日目、センターコートのフィリップ・シャトリエの第1試合に、第12シードのM・ヒンギス(スイス)が登場した。前哨戦のイタリア国際選手権で優勝を果たし、調子をあげての大会入りとなったヒンギスは、好調そのままにL・レイモンド(アメリカ)を6-2, 6-2のストレートで下し2回戦進出を決めた。
ヒンギスの全仏オープン出場は、2001年にベスト4入りして以来5年ぶり。足首の怪我で引退を余儀なくされた元女王は、3年のブランクを経て今年1月に現役復帰を果たした。サービスが弱いことなどから、復活を懐疑的に見る向きもあったが、全豪オープンベスト8、東レPPO準優勝、イタリア国際優勝と確実に実績を積み重ね、今でも世界のトップを狙えることを証明して見せた。
この試合では、レイモンドが25本の凡ミスを犯すなど乱調だったのに対し、ヒンギスは終始安定したプレーを展開。4度あったブレイクピンチも全て凌ぎストレート勝ちで2回戦進出を決めた。2回戦では、J・シュルフ(ドイツ)とZ・オンドラスコバ(チェコ共和国)の勝者と対戦する予定。
女子シングルスその他の試合では、第10シードで2004年覇者のA・ミスキナ(ロシア)がS・ミルザ(インド)に6-4, 6-1で、第15シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)がL・ドミンゲス=リノ(スペイン)に6-1, 6-4で勝利し初戦を突破した。地元期待の第23シードT・ゴロバン(フランス)は、成長著しい中国勢の1人、鄭潔(中国)に3-6, 6-7(5-7)で敗れ、初戦敗退に終わった。
また男子では、全豪オープン準優勝に輝いた第19シードのM・バグダティス(キプロス)がA・ポルタス(スペイン)に6-4, 6-4, 6-7(5-7), 6-1で、第23シードのT・ハース(ドイツ)がR・シュトラー(ドイツ)に6-4, 6-3, 6-3でそれぞれ勝利し、2回戦へ駒を進めた。
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