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全仏オープン4日目◇フェデラー、ナルバンディアン順当勝ち

(フランス、パリ)

全仏オープン4日目の水曜日は、気温も低く時折降る雨のためにスケジュールに遅れが生じるなど悪条件の下、男子シングルス2回戦が行われた。

4つのグランドスラム大会中、この全仏オープンだけタイトルを手にしていない世界ランキング1位のR・フェデラー(スイス)は、その栄冠を勝ち取るべく2回戦に臨んだ。試合は降雨のため2度の中断を余儀なくされたが、ラッキー・ルーザーで本戦入りし、初戦を突破してきたA・ファリャ(コロンビア)を6-1, 6-4, 6-3のストレートで下し、安定感を見せ付けた。

最初の中断は、第2セットでファリャが3-2とリードしたところだった。およそ1時間の中断後に再開された試合では、フェデラーが圧倒し、続く5ゲーム中4ゲームを取り、セット・カウント2−0とリードを広げた。2回目の中断は、第3セットのフェデラーが2-1とリードした時だった。
「試合中にコートから2回離れて、試合開始を含め3回も準備をしなきゃならないなんて、簡単なことじゃなかったよ。でも、第1セットから終始、試合をコントロールできていたんじゃないかな。」と、フェデラーは悪いコンディションで難しい試合にもかかわらず冷静に試合を支配していた。

雨での中断を除くと、フェデラーがコートにいた時間はわずか1時間26分にすぎず、ウィナーはフェデラーの41本に対してファリャはわずかに13本だった。

フェデラーはこれまでのグランドスラム11大会中、7大会で優勝を上げている。今シーズンは唯一R・ナダル(スペイン)にだけ3度屈しているが、それ以外は39勝0敗と、他を圧倒している。そのナダルは今大会第2シードで出場しており、1回戦の勝利でクレーでは54連勝と歴代記録を更新している。

3回戦でフェデラーは、第32シードのN・マス(チリ)と対戦する。マスはこの日M・ミルニ(ベラルーシ)を6-4, 7-5, 6-4のストレートで下していた。1回戦のD・ハートフィールド(アルゼンチン)が予選通過者で、2回戦のファリャがラッキールーザーだったことを考えると、3回戦は手応えのある選手と言える。
「グランドスラムだと、全く知らない選手が数多く本戦に出場していて、中には新顔のような選手も驚くくらい多いんだ。今まで見たこともない選手との対戦に準備するのは、結構難しいもの。でも、マスは良く知っているよ。クレーのスペシャリストとしてね。」と、3回戦はより一層気を引き締めて臨む心構えを露にしていた。

第3シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)は、フランス期待の新星の一人であるR・ガスケ(フランス)と対戦した。試合はナルバンディアンが6-2, 3-6, 7-5, 6-0でガスケをかわし3回戦進出を決めた。
この勝利でナルバンディアンはガスケとの直接対決を4勝0敗に伸ばした。今大会では2004年にベスト4入りした時の1回戦でも対戦していた。

第6シードのN・ダビデンコ(ロシア)も3回戦へ駒を進めたが、こちらは対戦相手のF・サレッタ(ブラジル)が体調不良のため棄権を強いられての不戦勝だった。試合はダビデンコが6-2, 3-1とリードしたところでサレッタが棄権を申し入れた。

第10シードのG・ガウディオ(アルゼンチン)は、2日続けて予選上がりの選手との対戦となった。この日はE・コロレフ(ロシア)を6-3, 6-7(5-7), 6-4, 3-6, 6-4のフルセットで退けた。2年前、ガウディオはほぼノーマークな状態から勝ち進み、G・コリア(アルゼンチン)とのグランドスラム史上初のアルゼンチン勢同士の決勝を制して、見事栄冠を手中に収めていた。

第12シードのM・アンチッチ(クロアチア)P・カプデビル(チリ)を7-5, 6-3, 7-6(7-3)のストレートで勝ち上がったが、第13シードのN・キーファー(ドイツ)M・ジケル(フランス)を6-0, 6-1, 5-7, 3-6, 11-9と言うスコアー上でも長いが、雨による中断もあるなど、果てしないマラソン・マッチを制していた。

その他のシード勢では、第20シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)F・ボランドリ(イタリア)を6-3, 6-1, 6-1、第24シードのJ・C・フェレーロ(スペイン)P・コールシュライバー(ドイツ)を6-2, 6-4, 6-2、第30シードのC・モーヤ(スペイン)M・ヨージニ(ロシア)を6-3, 6-4, 6-2と、いずれも順当に勝利を収めて3回戦へ進出ちした。
1998年のチャンピオンであるモーヤは、3回戦でダビデンコと顔を合わせる。「まだ良い感じでプレーができているって思うんだ。ダビデンコとの対戦は、今の自分の力がどれくらいのものなのか知るためには、最適な相手だと思うよ。」と、一時期の勢いは失ったものの、モーヤはまだまだ精力的に活躍を続ける意欲を見せている。

この日シード・ダウンしたのは第26シードのJ・アカスーソ(アルゼンチン)で、L・ドロウィー(チェコ共和国)に6-4, 6-7(2-7), 3-6, 1-6の逆転で敗退した。

これらの試合以外でも、3人のシード勢がこの日の2回戦に登場したが、日没のため試合が順延になっている。

第7シードのT・ロブレド(スペイン)対I・ボゾリャックは7-5, 6-2, 1-3で、第21シードのS・グロージャン(フランス)対M・V・アルゲリョは6-1, 4-6, 6-4、第31シードのD・ツルスノフ(ロシア)T・ヘンマン(英国)は6-3, 6-2のところで試合は中断して翌日へと持ち越された。

(2006年6月1日7時58分)
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