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(フランス、パリ)
全仏オープン大会10日目の男子シングルス準々決勝で、全仏オープン初優勝を目指す第1シードのR・フェデラー(スイス)が第12シードのM・アンチッチ(クロアチア)を6-4, 6-3, 6-4のストレートで退けて、2年連続の準決勝進出を決めた。
年間グランドスラム達成に向けて、昨年のウィンブルドンから四大大会26連勝中のフェデラーは、第1、第2セットこそアンチッチのギア全開のプレーに押される場面もあったが、第3セットでは疲れの見える相手を容赦なく攻め、ストレートで勝利を手にした。
見事ベスト4進出を決めたフェデラーは、「僕にとっては、パリ(全仏オープン)で準決勝に進むことがとりあえずの目標だったからほっとしているよ。今は精神的にとてもリラックス出来ているんだ。実のところ、大会が始まったときは、誰もが僕とナダルの決勝についてばかり話していたこともあって、ものすごいプレッシャーを感じていたんだ。だって決勝に行くためには、まず目の前の試合に勝っていかなくてはいけないんだからね。」と、笑顔で話していた。
昨年は準決勝でR・ナダル(スペイン)に敗れたフェデラーだが、今回はその準決勝で第3シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)と第6シードのN・ダビデンコ(ロシア)の勝者と顔を合わせることになる。世界中が待ち望んでいるナダルとの決勝が実現するのか注目が集まる。
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