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(フランス、パリ)
全仏オープン第13日、日本期待の杉山 愛がD・ハンチュコバ(スロバキア)とのペアで女子ダブルス準決勝に登場した。
前哨戦のイタリア国際で優勝を果たし、まさにペアとして波に乗っている杉山/ハンチュコバ組は、この日も格上で今大会第4シードのヤン・ツー(中国)/鄭潔(中国)組を相手に接戦を強いられるも、最後は6−3、3−6、6−3で逃げ切り、見事決勝進出を決めた。試合は、第1セットを奪い勢いに乗った杉山組だったが、徐々に攻めが単調になったところを中国ペアにつかれセットオールに追いつかれてしまう。しかし、ファイナルセットに入ると、相手のミスもあり着実にポイントを重ね、一気に試合を決めた。
勝利インタビューで杉山は、「相手ペアはとても強敵だったが良い試合が出来た。(決勝進出は)久々なのでうれしい。1年かけて作り上げてきたペアなので前とは違った喜びがある。次も勝てるよう頑張りたい。」と笑顔で話していた。またハンチュコバも、「張り切りすぎてミスも出たが、全体的に見ればとても上手くまとめられた。次も頑張りたい。」とコメントしていた。杉山組は11日の決勝で第1シードのL・レイモンド(アメリカ)/S・ストザー(オーストラリア)組と対戦する。
杉山はK・クライステルスとのペアで2003年大会で優勝を果たしており、グランドスラムでは準優勝した2年前のウィンブルドン以来の決勝進出となる。
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