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（イギリス、バーミンガム）

芝シーズンの開幕戦として月曜日から始まったＤＦＳクラシック（賞金総額２０万ドル、ティア３）２日目の火曜日は、雨により大きくスケジュールが崩れ、予定されていたシングルス１回戦などは数試合しか消化されず、予定されていた１２試合中８試合が翌日へ順延となった。

トップ・シードで今大会３連覇を狙うＭ・シャラポワ（ロシア）も予選勝者のＡ・ローレ（アメリカ）と２回戦で対戦する予定だったが順延となった他、１回戦でも、Ｖ・ズヴォナレーワ（ロシア）がラッキー・ルーザーのＡ・クレマー（ルクセンブルグ）と対戦し、ズヴォナレーワが第１セットを5-0とリードしたところで順延となっている。クレマーは、首筋の張りが原因で欠場を決めたＡ・モリック（オーストラリア）に代わっての出場だった。森上　亜希子もＬ・レイモンド（アメリカ）と１回戦を行っており、第１セット3-3でレイモンドのサービス・ゲームを30-15のところで順延となっている。

幸いなことに、第１試合に登場した第１４シードのＳ・ミルザ（インド）は、なんとか試合を終了することができ、芝での初戦を嬉しい白星で飾っている。ミルザはＡ・ボンダレンコ（ウクライナ）と対戦し、6-2, 3-6, 6-3と苦しみながらも２回戦へ進出を決めた。

現在１９歳のミルザは昨年ツアー初優勝を上げ、グランドスラムでも４回戦へ進むなど、インド人女性として新たな歴史を刻み、ランキングもトップ５０入りする活躍を見せている。昨年はウィブルドンで２回戦まで進んだが、今年はそれを上回るべくギアを上げようとしている。ミルザは、Ｓ・ペリー（アメリカ）と２回戦を行う。

消化できた他の試合は、ラッキー・ルーザーのＢ・マテック（アメリカ）がＪ・シュルフ（ドイツ）を6-4, 6-7(8-6), 6-1で、Ｓ・ポン（中国）がＮ・プラット（オーストラリア）を2-6, 7-5, 6-4で、Ｊ・ガイドソバ（オーストラリア）がＭ・ユアン（中国）を6-3, 6-4でそれぞれ下している。