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(イギリス、ノッティンガム)
ウィンブルドン前哨戦のノッティンガム・オープン(レッドレターデイ・オープン)は、火曜日シングルス1回戦が行われ、ディフェンディング・チャンピオンのR・ガスケ(フランス)は辛勝で2回戦へ進んだが、この日登場のシード勢は総崩れという波乱の一日となった。
センターコートで行われたガスケと予選通過のI・ナバロ=パストルの試合は、フルセットにもつれ込む接戦となったが、6-3, 3-6, 7-5でなんとかガスケが振り切った。ガスケはこの日曜日に20歳の誕生日を迎えたばかり。去年12月には世界ランキングも12位まで浮上させたが、その後スランプが続き現在同66位まで下がっており、今大会もノーシードでの登場。
今大会で2度の優勝経験を誇るJ・ビョークマン(スウェーデン)もA・カイエリ(アルゼンチン)を相手に2-6, 6-1, 6-3と1セットダウンから逆転。34歳ベテランのビョークマンは以前世界ランキング4位まで上昇した実力を持つ。次は、この日第6シードのP・H・マチュー(フランス)を6-4, 6-4で倒したJ・バネック(チェコ共和国)との対戦。
マチューの他、火曜日に試合を行ったシード勢が全滅した。第5シードのD・ツルスノフ(ロシア)はA・マレー(イングランド)に4-6, 3-6で、第3シードのO・ロクス(ベルギー)もF・ロペス(スペイン)に3-6, 1-6といずれもストレート負け。ロクスは先週のステラ・アルトワ選手権準々決勝では世界ランキング1位のR・フェデラー(スイス)とフルセットの接戦を演じていた。
第8シードのN・アルマグロ(スペイン)は、D・ブラッチアリ(イタリア)から第1セットを軽々と奪いながらその後リズムを失い、6-1, 3-6, 6-7(7-9)で敗れた。同じく第9シードのX・マリス(ベルギー)もN・マウー(フランス)に6-3, 6-7(6-8), 5-7の逆転負けを喫した。
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