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(イギリス、ウィンブルドン)
土曜日に引退を表明したA・アガシ(アメリカ)にとって、今年のウィンブルドンは感傷的な大会になりそうだ。36歳のアガシは、今年の全米オープンを最後にツアーから引退することを決めた。アガシは、グランドスラム大会の全てを制覇した5人のうちの1人で計8タイトルを獲得している。全米では2度、全豪オープンでは実に4度優勝している。ちなみに5人のうち残り4人は、D・バッジ、R・レーバー(オーストラリア)、F・ペリー、そしてR・エマーソン。
引退の記者会見でアガシは、「今回のウィンブルドンが最後のウィンブルドンになります。そして全米オープンが私の現役最後の大会となります。この大会(ウィンブルドン)に戻ってくるために、たくさんのものを犠牲にし、トライしてきました。私のテニス人生のすべてがウィンブルドンから始まったのです。」と話していた。またここ数年ずっと引退のことを考えてきたとも話していた。「ここ4年くらいはずっと引退のことを考えてきました。その結果、自分の体とも相談し今夏まで頑張ることを決めました。地元の大会である全米オープンを最後の闘いと決めました。」
アガシはここ数年、故障に悩まされ続けてきた。そのため昨年、一昨年のウィンブルドンは欠場している。先週は3ヶ月ぶりに腰の故障から復帰しステラ・アルトワ選手権に出場したものの、1回戦でT・ヘンマン(英国)に敗れている。ウィンブルドンで、アガシは順調に勝ちあがれば3回戦でR・ナダル(スペイン)と対戦する予定。
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