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ウィンブルドンが、名物の雨にたたられた。気まぐれな英国の天候に左右され、係員が防水シートをかけたり外したりする光景が風物詩とはいえ、開幕日に1試合も消化できなかったのは15年ぶり。主催者には頭の痛い幕開けとなった。
26日は朝から雨模様。センターコートなどを除き正午開始だった各試合は、約1時間遅れで始まった。しかし1時間もせずに雨粒が落ち始めて中断した。夕方に一度はコートのシートを外したが、再び悪化して午後7時20分に順延を決定した。
入場者は3万2272人。大会はプレー時間が1時間に満たなかった場合は料金の全額、2時間に満たなかった場合は半額を払い戻すと定めており、この日の入場料は全額が返済される。
2009年にセンターコートが屋根付きに改築される予定だが、雨空とのにらめっこは終わらない。開幕が順延された1991年はその後も悪天が続き、史上初めて大会中間の日曜に休日返上で試合を組んだ。(共同)(了)
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