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3度のマッチポイントをしのいだが、最後はサーブがネットにかかりダブルフォールト。2回戦で敗れた浅越は、これまでの不振に逆戻りしたように肩を落とした。
1回戦でシード選手のキリレンコ(ロシア)を破りトンネルを脱出。「自分の思い切りのいいショットが打てた。どん底を脱出できた」と涙を流したが、2試合は続かなかった。「今日はどうしても勝ちたいという気持ちがあり、取りあえず入れていくというプレーだった。もっと攻撃的にいくべきだった」と反省した。
前日は第1セットを落とした後、第2セットは5−3としてセットポイントもあった。だが、そこから5−5と追い上げられ、日没で試合が順延に。仕切り直したこの日もショットは浅く、相手の強打の餌食となった。
タナスガーンは過去4戦全敗と苦手の相手。ただ「アジアの大砲」と呼ばれたその実力者も、最近は力が落ちていた。「1回戦でせっかくシード選手を破ったのに、次で負けたら意味がないに等しい」。28日が誕生日の浅越は、30歳になっての最初の試合を白星で飾れなかった。(共同)(了)
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