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シャラポワ、モレスモ快勝で3回戦へ 浅越は敗退

(イギリス、ロンドン)

ウィンブルドン大会4日目、一昨年の覇者で今大会第4シードのM・シャラポワ(ロシア)が2回戦に登場し、新鋭A・ハークルロード(アメリカ)を6-2, 6-2のストレートで退け、4年連続の3回戦進出を決めた。

初戦に続き完勝したシャラポワは、「今日はやるべきことをやるべき時にしっかり出来た。我ながら手堅い試合運びだったと思う。彼女(ハークルロード)とはこれまで何度となくプレーしてきたこともあって、彼女がどんなプレーをしてくるかわかっていた。とにかく勝ててとても嬉しい。」と笑顔で話していた。

また第1シードのA・モレスモ(フランス)S・ストザー(オーストラリア)を6-4, 6-2で退け3回戦へ駒を進めている。勝利インタビューでは「先週のイーストボーンに比べたらかなり良いプレーが出来ていると思う。進化していると言えるわね。今日も何本かミスはあったものの、内容については満足しているわ。」と語り、こちらも完勝に満足げだった。

その他の試合では、第6シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)L・レイモンド(アメリカ)を6-7 (4-7),7-5, 6-2で、E・デメンティエワ(ロシア)M・ショーネシー(アメリカ)を5-7, 6-3, 7-5でそれぞれ退け順当に3回戦進出を決めた。

上位進出が期待された浅越 しのぶは前日から順延となっていたT・タナスガーン(タイ)との試合に臨んだが、3-6, 5-7のストレートで敗れ2回戦敗退に終わった。「1回戦でせっかくシード選手(M・キリレンコ(ロシア))を破ったのに、次で負けたら意味がないに等しい。どうしても勝ちたいという気持ちがあり、取りあえず入れていくというプレーだった。」

また第29シードのT・ゴロバン(フランス)もフルセットの末逆転負けで大会から姿を消した。

(2006年6月30日4時01分)
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