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（スウェーデン、バスタード）

スウェーデン・オープン（賞金総額38万ドル、クレー）は木曜日に、残りのシングルス２回戦などが行われた。

第２シードのＴ・ロブレド（スペイン）は、１回戦の苦戦が嘘のようにＡ・ヴァスケ（ドイツ）を6-3, 6-1と一蹴し準々決勝進出を決めた。ロブレドは初戦ではＧ・シモン（フランス）に4-6, 6-1, 6-4の逆転で勝利する苦戦を強いられていた。一方のヴァスケは、ウィンブルドンで準決勝進出を果たしあっと言わせたベテランＪ・ビョークマン（スウェーデン）を１回戦でフルセットの末に破っていたが悔しい敗戦となった。

ロブレドはベスト４入りをかけて予選勝者のＥ・コロレフ（ロシア）と対戦する。コロレフはＬ・オルナ（ペルー）を6-2, 6-3で下しての勝ち上がり。コロレフは１８歳で今年２月にＡＴＰツアーデビューを果たし、これが２度目のベスト８進出。これまですでにＮ・ダビデンコ（ロシア）やＣ・モーヤ（スペイン）らを倒すなど、めきめきと頭角を現し始めている。

第５シードのＤ・フェレール（スペイン）はＲ・ソデルリング（スウェーデン）に3-6, 1-6で敗れ、８強入りを逃した。ソデルリングは、Ｎ・アルマグロ（スペイン）を6-3, 6-4で下したＡ・カイエリ（アルゼンチン）と金曜日の準々決勝を行う。アルマグロは１回戦で第３シードのＴ・ベルディフ（チェコ共和国）と破る殊勲を上げていたが、２回戦で姿を消した。

昨年優勝した『クレー王者』のＲ・ナダル（スペイン）は、この日曜日にＲ・フェデラー（スイス）とウィンブルドンの決勝戦を行い、準優勝を遂げたばかりで、休養のため今大会は欠場した。