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（スイス、グシュタード）

スイス・オープン（賞金総額４９万５千ドル、クレー）４日目は、雨による悪天候の中、Ｒ・ガスケ（フランス）、Ｇ・ガウディオ（アルゼンチン）らがシングルス２回戦に登場した。

第７シードで出場の２０歳のガスケは、Ｒ・ヴィク（チェコ共和国）を6-1, 6-1と圧勝で退け８強入りを果たした。ガスケは今年の出だし７試合で１勝しか上げられず、６月のノッティンガムで５連勝して今季初優勝を上げるまで、７勝１３敗と大きく負け越していた。ウィンブルドンでは優勝したＲ・フェデラー（スイス）といきなり当たる不運に見舞われ、初戦敗退を喫していたが、今大会の１回戦とこの日の２回戦の勝利で、今季１４勝１４敗とやっと勝率を５割に乗せることが出来た。

ガスケの準々決勝の相手は、第２シードのＧ・ガウディオで、この日Ｃ・ロクス（ベルギー）を6-0, 6-4と、こちらも難なくベスト８へ名を連ねた。

昨日に続く天候不良で、予定されていた６試合中３試合しか試合を消化することができなかった。ガスケとガウディオ以外には、第８シードのＭ・ミルニ（ベラルーシ）とＡ・パベル（ルーマニア）の一戦のみが終了し、パベルが6-2, 6-4のストレートでミルニを破る金星を上げて、準々決勝へ駒を進めた。パベルの次の対戦相手は、予選勝者同士の顔合わせとなったＤ・ベミッチ（セルビア）とＭ・チリッチ（クロアチア）の勝者となる。

その他トップ・シードのＩ・リュビチッチ（クロアチア）と主催者推薦のＭ・キウディネッリ（スイス）の試合も、試合を開始することなく明日へ順延となった。リュビチッチとキウディネッリの勝者は、第６シードのＦ・ロペス（スペイン）とＲ・ラミレス=イダルゴ（スペイン）の勝者と準々決勝を行う。この試合は第１セット、ラミレス=イダルゴが6-5とリードしたところで、順延となっている。