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不調が続くロディックがRCAチャンピオンシップに出場

(アメリカ、インディアナ州インディアナポリス)

今週開催されるRCAチャンピオンシップ(ハードコート、賞金総額57万5千ドル)に、今季不調にあえぐA・ロディック(アメリカ)が出場し、トップ10返り咲きを狙う。

同大会2003年、2004年覇者のロディックだが、今年は年初からスランプに陥っており未だツアー優勝は無く、最高でも準決勝に2度進むにとどまっている。
2年連続準優勝と相性が良かったウィンブルドンでも、3回戦でA・マレー(英国)にストレートで敗れるなど、深刻な事態に陥っており、ランキングも3位から11位まで落としている。

第2シードのロディックは、上位16シードが1回戦免除になっているため2回戦からの登場で、初戦ではA・ディリック(アメリカ)を4-6, 6-2, 7-6 (7-5)で下したR・デルガド(パラグアイ)と対戦する。また、シングルスに先駆けてダブルスでは既に試合を行い、B・レイノルズ(アメリカ)と組んで、D・フルバティ(スロバキア)/J・コーテシー組を6-4, 6-4で下した。
これについてロディックは、「身体を動かしておきたかったんだ。この2週間、座ってばかりで何もすることが無かったからね。試合に出て、センターコートでプレーするのに慣れる事が出来てよかった。」と語り、復調に向けての意気込みを表した。

今大会のトップシードは、ロディックとデ杯米代表でチームメイトでもあるJ・ブレーク(アメリカ)となっている。ブレークは今季シドニーとラスベガスでツアー優勝を飾っており、ランキングも自己最高の6位まで上昇させている。前哨戦で準優勝して臨んだウィンブルドンでは、3回戦でM・ミルニ(ベラルーシ)にフルセットの末に惜しくも敗れたが、ハードコートで世界2位のナダルを破るなど好調を維持している。今大会の初戦では、T・カクルを6-2, 6-2で破ったD・ウドンチョケと対戦する。

また、ディフェンディング・チャンピオンは第4シードのR・ジネプリ(アメリカ)だが、ここ2大会は初戦敗退を喫しており、今季の戦績も6勝16敗と低迷している。ジネプリは初戦で、JC・フォーレル(フランス)を6-4, 6-2で下したA・ファリャ(コロンビア)と顔を合わせる。

初日の試合では、地元勢でJ・モリソン(アメリカ)S・クエリー(アメリカ)が勝ち上がり、その他P・カプデビル(チリ)R・サバウ(ルーマニア)らが2回戦に駒を進めた。

今大会の優勝賞金は7万4千250ドルとなっている。

(2006年7月18日15時12分)
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