- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も！

（オランダ、アメルスフォールト）

オランダ・オープン（賞金総額３８万ドル、クレー）にトップシードで出場のＧ・コリア（アルゼンチン）が、火曜日１回戦を行い、地元出身の主催者推薦枠出場のＲ・ハース（オランダ）を6-3, 4-6, 6-4のフルセットの末に下し、３ヶ月ぶりにツアーでの白星を上げた。

２００４年には全仏オープンで準優勝するなどトップ選手として活躍してきたコリアだが、慢性化した肘の痛みのため、今年はなかなか勝利することができず、この日は４月のバルセロナ大会以来の初勝利となった。今年は全仏オープン、ウィンブルドンの両グランドスラムも欠場し、復帰をかけて出場した先週のスウェーデン・オープンでも初戦敗退を喫していた。２回戦では、Ｍ・チリッチ（クロアチア）を6-3, 6-1で退けたＳ・ロイトマン（アルゼンチン）と対戦する。

シード勢も順当に勝ち上がっている。第４シードのＮ・マス（チリ）は、ワイルドカードのＡ・ビンチグエッラを7-6 (7-3), 6-3で下し、２回戦ではＪ・Ａ・マルティン（スペイン）と対戦する。第５シードのＣ・モーヤ（スペイン）は、同胞の対戦となったＧ・ガルシア=ロペス（スペイン）を6-4, 7-6 (8-6)で破り、次はＦ・フォニュイーニ（イタリア）と対戦。第６シードのＡ・マルティンもＳ・モンタネスを6-2, 6-2で一蹴して２回戦進出を決めている。

しかし、第８シードのＪ・ベネトー（フランス）は地元出身のＴ・デ=バッカー（オランダ）に3-6, 3-6で敗れる波乱があった。ワイルドカードで出場のデ=バッカーは、次の試合でＭ・ジケル（フランス）と顔を合わせる。

その他、Ｔ・ジブ（チェコ共和国）はＳ・ダルシス（ベルギー）に7-5, 6-3で勝利し、２回戦で第３シードのN・ジョコビッチに挑戦する。

昨年優勝のＦ・ゴンサレス（チリ）は、今週はインディアナポリスのＲＣＡ選手権に参加のため、今大会には出場していない。