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(アメリカ、オハイオ州シンシナティ)
シンシナティ女子オープン(WSファイナンシャル・グループ女子オープン、ティア3、賞金総額17万5千ドル)大会2日目の火曜日に、元女王のS・ウィリアムズ(アメリカ)が登場しA・ミスキナ(ロシア)と対戦、6-2, 6-2で快勝し、復帰後初勝利を決めた。
セリーナにとって全豪オープン以来ほぼ6ヶ月ぶりとなった試合だったが、この日は第2シードのミスキナに全く見せ場を作らせず、各セットともにサービスブレイクを奪って、あっという間に勝負を決めた。全仏オープン・ウィンブルドンを含む、クレー・グラスコートシーズンを丸々離脱する原因ともなった左ひざの調子も良いようで、テニスの腕にもさび付いた所は見られなかった。
元世界1位のセリーナだが、現在はランキングを年初の11位から139位まで下降させており、かつて2度制したUSオープンに向けて、ここから調整を図っていく。2回戦では、S・ペリー(アメリカ)とB・マテック(アメリカ)の勝者と対戦する。ペリーは今年のウィンブルドンで4回戦に進むなど好調の選手。敗れた2004年全仏覇者のミスキナは、大会2日目に敗れた唯一のシード選手となった。
その他のシード選手では、第4シードのK・シュレボトニック(スロベニア)が6-3, 7-6 (7-3)でR・デ=ロス=リオスを下した。次の試合では、M・ディアス=オリバ(アルゼンチン)を6-3, 7-5で倒したM・ユアン(中国)と対戦する。第5シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア・モンテネグロ)も順当に勝ち進み、O・サウチュック(ウクライナ)を6-3, 6-2で退けている。2回戦では、C・ガリクソンに6-1, 6-1で完勝したM・カメリン(イタリア)と顔を合わせる。第6シードのM・バルトリ(フランス)もC・チャンを6-2, 6-3で下しており、3回戦進出をかけてV・バルディナ(ロシア)と激突する。
また、第8シードのG・ドゥルコ(アルゼンチン)が7-5, 6-3でM・ドマホウスカ(ポーランド)に、第9シードのS・ミルザ(インド)が6-1, 2-0(途中棄権)でA・スティーブンソン(アメリカ)にそれぞれ勝利している。スティーブンソンは1999年にウィンブルドンで準決勝まで進出し、2002年には最高で18位まで上昇した選手だが、現在は454位と苦しんでいる。
その他、予選勝者のA・スピアズ(アメリカ)がワイルドカードのA・グラッチを6-3, 5-7, 6-4で下して、トップシードのP・シュニーダー(スイス)とのマッチアップを決めた。
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