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（アメリカ、カリフォルニア州スタンフォード）

ＵＳオープンシリーズのバンク・オブ・ウェスト・クラシック（賞金総額６０万ドル、ティア２）は水曜日にシングルス１・２回戦を行い、第６シードの杉山　愛が２回戦に登場したが、Ｔ・ゴロバン（フランス）に2-6, 3-6で敗れた。

世界ランキング１９位と再びトップ１０を狙える位置につけている杉山だが、ゴロバンとは相性が悪く、今日の敗北で４戦全敗となった。また昨年の今大会でも２回戦でＫ・クレイステルス（ベルギー）に敗れていた。

ベスト８入りを決めたゴロバンは、「愛とは以前プレーしたことがあって、その時はハードコートで良い結果を残せていたの。だから今日も自信を持って試合に臨めたし、勝つことが出来た。」とコメント。次の試合では、第４シードのＡ・グローネフェルド（ドイツ）とＶ・バルディナ（ロシア）の勝者と対戦する。

その他の２回戦では、Ｓ・ストザー（オーストラリア）が第７シードのＳ・ペア（イスラエル）に7-5, 6-3で勝利。フェド杯アメリカ代表同士のＪ・クレイバス（アメリカ）とＳ・ペリー（アメリカ）の試合は、クレイバスが6-3, 3-6, 7-6 (7-2)の接戦の末にものにした。

この日の１回戦では、予選から勝ち上がってきた森上　亜希子がＧ・ドゥルコ（アルゼンチン）を6-0, 6-3と圧倒して、第２シードＰ・シュニーダー（スイス）との２回戦に進んだ。森上は昨年同時期に行なわれたシンシナティ大会決勝でシュニーダーに敗れており、その雪辱を果たしたいところ。

そして、今季２勝目をあげ復調の兆しを見せつつあるＶ・ズヴォナレーワ（ロシア）も第８シードのＫ・シュレボトニック（スロベニア）に6-4, 6-3で快勝し、対シュレボトニック戦２連勝を決めた。
先週の大会の決勝でもシュレボトニックと対戦していたズヴォナレーワは、「決勝と１回戦では、随分違うわ。だから試合中は先週のことは忘れるようにしていた。全く新しい試合だと思って戦ったわ。」とコメントした。３回戦では、Ｍ・カメリン（イタリア）を0-6, 7-6 (8-6), 6-3で下したＮ・デシー（フランス）と対戦する。

その他、ナイトセッションで今大会トップシードで昨年覇者のＫ・クレイステルス対Ｊ・ヤンコビッチ（セルビア）の試合が行われる。