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（クロアチア、ウマグ）

クロアチアオープン（賞金総額４３万ドル、クレー）は土曜日に雨で順延となっていた準々決勝と準決勝が行われ、第４シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）とＳ・ワウリンカ（スイス）が決勝進出を決めた。

同年代のＲ・ナダル（スペイン）、Ａ・マレー（英国）、Ｇ・モンフィス（フランス）らとともに注目を集める１９歳のＮ・ジョコビッチは、先週のアメルスフォールトの大会でツアー初優勝を飾っており、今週もその勢いを持続している。土曜日にはまず雨で順延となっていた準々決勝のＪ・バネック（チェコ共和国）戦を6-1, 3-6, 7-5のフルセットで制すると、そのわずか数時間後、今度は過去この大会を４度制覇している第５シードのＣ・モーヤ（スペイン）を6-1, 7-5のストレートで下して見せた。体力的にはかなりのハンデを追っていたジョコビッチではあったが、そのプレーは研ぎ澄まされており、まさにゾーンに入った状態だったといえる。

このジョコビッチの準々決勝と準決勝の間に、もうひとつの準決勝が行われ、こちらは２１歳のワウリンカが第８シードのＦ・ボランドリ（イタリア）を7-5, 2-6, 6-4のフルセットで退けツアー２度目の決勝進出を決めた。

決勝は日曜日に行われる。両者は初対戦。