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（クロアチア、ウマグ）

クロアチア・オープン（賞金総額３４万２５０ユーロ、クレー）は日曜日決勝が行われ、２１歳のＳ・ワウリンカ（スイス）と１９歳のＮ・ジョコビッチ（セルビアモンテネグロ）という若手同士の対戦となったが、第１セット6-6となった場面でジョコビッチが呼吸困難に陥り、残念ながら棄権となった。両者は初対戦だった。

意外な形でツアー初優勝を手にしたワウリンカは、昨年、地元スイス、グシュタードの大会でツアー初の決勝に進出していたが、その時はＧ・ガウディオ（アルゼンチン）に敗れ準優勝だった。

一方ジョコビッチは、先週のオランダ、アメルスフォールトの大会でツアー初の決勝進出で優勝を飾り、今大会も好調を持続、９連勝と絶好調で決勝に臨んでいただけに、惜しまれる棄権となった。

ジョコビッチは、金曜日の夜に行われた準々決勝が雨で中断となり、土曜日に残りの準々決勝の準決勝をこなさなくてはならなかった。準々決勝はファイナルセットまでもつれ込み、準決勝では今大会過去４度優勝の第５シードＣ・モーヤ（スペイン）を倒さなくてはならず、過密スケジュールになっていたようだ。