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(イギリス、ウィンブルドン)
ウィンブルドン大会8日目、女子シングルス準々決勝が行われ、2度目の優勝を狙う今大会第4シードのM・シャラポワが第7シードのE・デメンティエワ(ロシア)を6-1, 6-3のストレートで下し、見事3年連続のベスト4進出を決めた。
序盤、シャラポワがサービスを軸に試合の主導権を握り波にのる。なんとか流れを引き戻そうとするデメンティエワだが、苦手のサーブをシャラポワに叩かれ思うようにリズムを作ることが出来ず、アッと言う間にシャラポワが2ブレイクを奪って第1セットをものにする。
第2セットでは、裸の男性がコートに乱入してくるというハプニングもあったが、シャラポワが集中力を維持し4ゲーム連取して試合を決めにかかる。このまま一気にシャラポワが試合を決めるかに思われたが、中盤からサーブの確率を落とし始めると、今度は一転してデメンティエワの逆襲を許してしまう。デメンティエワはその後3ゲームを連取し4−3とする猛追を見せたものの時すでに遅し。結局シャラポワが第8ゲーム、第10ゲームと自身のサービスゲームをキープし勝利をものにした。試合時間にして1時間10分、シャラポワの快勝だった。
ベスト4進出を決めたシャラポワは、 「今日はすごく良い形で試合に入れた。彼女(デメンティエワ)のサービスを叩いてどんどんプレッシャーをかけていったの。総じて堅実なプレーができたわね。ただ第2セット後半、私の凡ミスで彼女が自信を取り戻して、その後反撃を許したのは良くなかったわ。」と話していた。
この結果、勝利したシャラポワは、準決勝で第1シードのA・モレスモ(フランス)と第9シードのA・ミスキナ(ロシア)の勝者と顔を合わせる。
また、女子ジュニア部門に出場している森田 あゆみはD・ダイに6-2, 6-3で快勝し、ベスト16進出を決めた。
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