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ウィンブルドン１０日目、男子シングルスでは前日に予定されていた第２シードのＲ・ナダル（スペイン）対第２２シードＪ・ニエミネン（フィンランド）の準々決勝が行われ、ナダルが6-4, 6-4, 6-3のストレート勝ちでベスト４入りを果たした。

「準決勝進出なんて本当に驚きだ。ウィンブルドンでベスト４なんて、信じられない。次の試合もベストを尽くすし、大切な試合になる。」と、ナダルは初の４強入りを素直に喜んでいた。

２度のブレークポイントをかわし１度もブレークを許さない完勝を上げたナダルは、金曜日の準決勝では第１８シードのＭ・バグダティス（キプロス）と対戦する。両者は今年３月のインディアン・ウェルズの準々決勝で初めて対戦し、ナダルがストレート勝ちしている。

トップ・シードで４連覇を目指すＲ・フェデラー（スイス）は、これまで１セットも落とさない完璧な勝ち上がりを見せており、準決勝ではノーシードで勝ち上がったベテランのＪ・ビョークマン（スウェーデン）と決勝への切符を争う。