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（イギリス、ウィンブルドン）

ウィンブルドン最終日の９日、女子ダブルスの決勝戦が行われ、第４シードのヤン・ツー（中国）＆鄭潔（中国）組が、Ｖ・ルアノ=パスクアル（スペイン）＆Ｐ・スアレス（アルゼンチン）組を6-3, 3-6, 6-2で下して優勝した。ウィンブルドンで中国人選手が優勝したのはこれが初めて。同ペアは今年の全豪オープンでも優勝しており、今日は相手のベテランペアのサーブをことごとくリターンし、終始攻撃的なテニスを展開した。
一方のルアノ=パスクアル＆スアレス組は、以前はダブルス・ランキングでもNo.1を誇ったペアだが、スアレスが臀部の怪我のため去年後半を棒に振ったこともあり、ランキングを下げ、今回はノーシードでの出場だった。同ペアは、既に全豪オープン、全仏オープン、全米オープンを制しており、もし今回優勝していれば生涯グランドスラムを達成するところだった。