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（アメリカ、コネチカット州ニューヘイブン）

ＵＳオープンシリーズ最終戦となるパイロット・ペン・テニス（男女共催：賞金総額１２７万５千ドル）女子１回戦が現地月曜日に行われ、第６シードのＰ・シュニーダー（スイス）が、世界ランキング９３位の新鋭スン・ティエンティエに6-1, 6-3のストレートで敗れる波乱が起きた。スンは大物食いでもその名を知られており、昨年北京の大会でもＳ・ウィリアムズ（アメリカ）を下す波乱を演じている。

タフな予選を勝ち上がったあと、本選初戦で見事金星をあげてみせたスンは、「とにかくサーブを相手のコートにしっかり入れて行くことを心がけたの。今は試合をこなすごとに調子があがっているのを感じているわ。」と笑顔で試合を振り返っていた。一方、まさかの初戦敗退となったシュニーダーは、「彼女（スン）のことを殆ど知らなかったというのもあるけれど、彼女は上手く色んなことをミックスしてゲームを組みたてて来た。私は自分のリズムでプレーすることができなかった。」と語り、肩を落としていた。

その他の試合では、第５シードのＳ・クズネツォワ（ロシア）が地元アメリカのＪ・クレイバス（アメリカ）を 6-7 (6-8), 6-1, 6-1の逆転で、Ｆ・スキアボーネ（イタリア）がＥ・リホフツェーワ（ロシア）,を6-3, 6-4のストレートで下し、それぞれ２回戦へ駒を進めている。