- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も！

（アメリカ、コネチカット州ニューへイブン）

ＵＳオープンシリーズ最終戦となる男女共催のパイロット・ペン・テニスの男子部門（賞金総額６７万５千ドル）では火曜日シングルス２回戦が行われ、デイセッションでは登場したシード勢１２人全員が順当に勝利する一日となった。今大会は４８ドローで、上位１６シードは２回戦からの登場となっている。

第２シードのＮ・ダビデンコ（ロシア）は、この日サーブが絶好調で、月初のワシントンで優勝したＡ・クレマン（フランス）を6-2, 6-1のストレートで一蹴し３回戦進出を決めた。ダビデンコは今月初めのポーランドのクレー大会で優勝を上げたが、その後のシンシナティでは１回戦負けを喫するなど調子に乗れずにいた。３回戦ではＳ・ワウリンカ（スイス）を7-6(7-2), 4-6, 6-4で倒した第１６シードのＰ・スリチャパン（タイ）と対戦する。

第３シードのＭ・バグダティス（キプロス）は、予選上がりのＭ・ベレー（ドイツ）と対戦。１ポイントを争う好ゲームとなったが、バグダディスが7-6 (7-5), 7-6 (8-6)で接戦を制し３回戦進出を決めた。その他、Ｊ・ニエミネン（フィンランド）（第４シード）、Ｄ・フェレール（スペイン）（５）、Ｊ・アカスーソ（アルゼンチン）（６）、Ｆ・ベルダスコ（７）、Ｏ・ロクス（ベルギー） (８) 、Ｇ・モンフィス（フランス） (９)、 Ａ・カイエリ（アルゼンチン）（１０）、Ｊ・Ｉ・チェラ（アルゼンチン）（１２）らシード勢が順当に勝ち上がった。

またトップ・シードのＪ・ブレーク（アメリカ）は、大会連覇へ向けてＲ・ラミレス＝イダルゴとナイトセッションでの２回戦に登場する。大会会場近郊のフェアフィールドで育ったブレークは、現在世界ランキング５位と自己最高位をマークしてはいるものの、先月のインディアナポリスでの優勝以来３大会に出場し、いずれも初戦を突破するにとどまり上位進出を果たせていない。