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ロディック圧勝 リュビチッチはストレート負けの波乱

(アメリカ、ニューヨーク州フラッシング)

今年最後のグランドスラムであるUSオープンが月曜日から開幕した。初日のこの日は朝から雨にたたられ、予定されていたシングルス1回戦の開始が1時間ほど遅れたが、試合は雨の合間を縫って行われ、男子シングルスの1回戦では地元の期待を背負い復活に掛ける元ランキング1位のA・ロディック(アメリカ)らが登場した。

昨年の今大会では、悪夢が彼に襲い掛かった。2003年の覇者であるロディックだが、なんと1回戦で格下のG・ミュラー(ルクセンブルグ)にストレートで敗れる不覚を取った。それはその後の長いスランプの幕開けとなり、1週間前、シンシナティでのマスター・シリーズで優勝を上げるまで今シーズンは勝利に恵まれず上位進出も果たせずにいた。約1ヶ月前からJ・コナーズ(アメリカ)に師事を仰ぎ始めたロディックは、その優勝でUSオープンシリーズで1位になり、今大会の優勝獲得賞金が2倍になる特権を得た。

しかし、この日のロディックは昨年の悪夢を一蹴するかのように、アーサー・アッシュ・スタジアムでの1回戦にコナーズをプレーヤーズ・ボックスに迎え、F・セラ(フランス)を6-2, 6-1, 6-3の圧勝で下した。
第1セットをわずか26分で先取すると、初戦敗退の恐怖は消え去り更にギアを上げたロディックは続く第2、第3セットも終始リードして危な気なく2回戦へ進出を決めた。
彼は第1セットの第6ゲームでブレークを奪い4-2とリードしたところですでに勝利を確信したと言う。「なんとなく、そう感じたんだ。大丈夫、良い感じだ。さあUSオープンが始まったぞ。しっかり目を覚ますんだってね。自分のプレーも良い感触だったし、さい先のよいスタートに気分も高まってきたよ。」と試合を振り返った。
第3セット終盤で粘りを見せるセラに対しても安定したプレーを見せたロディックは、「昨日は全くボールを打たず、ウォームアップも短かったのに、今日はかなり良い感じでボールが打てた。去年とは大違いさ。今は本当に自信が戻ってきている。」と、長いトンネルをようやく抜けた自分を実感しているようだ。

この日デイゲームでは、第3シードのI・リュビチッチ(クロアチア)F・ロペス(スペイン)に3-6, 3-6, 3-6で敗れる大波乱があった。リュビチッチはUSオープンではこれまでもあまりいい成績を残しておらず、8回の出場で3回戦に一度だけ進出したのがベストとなっている。

その他シード勢では、第19シードのD・フルバティ(スロバキア)M・ヨージニ(ロシア)にストレートで敗れ、第24シードのJ・アカスーソ(アルゼンチン)もフルセットの末3-6, 6-3, 6-7, 7-6, 3-6で、P・スリチャパン(タイ)に敗れた。エースの数ではアカスーソの29に対しスリチャパンの23と劣っていたが、6回あったブレークポイントも5回しのぎ、サービスブレークを許したのは1度だけと、着実なプレーが勝利を呼んだ。

シード勢で勝ち上がったのは、第6シードのT・ロブレド(スペイン)、第8シードのM・バグダティス(キプロス)、第20シードのN・ジョコビッチ(セルビア)、第25シードのR・ガスケ(フランス)。バグダティスはA・ヴァスケ(ドイツ)を相手に7-6(7-1), 7-6(9-7), 6-3と多少苦戦気味だったが、エラーがわずか8つとプレー内容は安定していた。

(2006年8月29日11時08分)
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