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アガシ テニス史に残る死闘を制し3回戦へ

(アメリカ、ニューヨーク州フラッシング)

USオープン4日目の最終試合に、今大会限りでの引退を表明しているA・アガシ(アメリカ)が登場した。初戦を突破した後「決勝まで残っていたい」と話していたアガシは、この日M・バグダティス(キプロス)の勢いに途中押される場面もあったが、6-4, 6-4, 3-6, 5-7, 7-5、3時間48分の死闘を制し3回戦進出を決めた。

試合は、第1、第2セットをアガシが先取したことで、そのまま簡単にアガシが勝利するかに見えた。しかし超満員の観衆を敵に回しても勝つことに貪欲なバグダティスは、勝てばテニス界のヒーローを引退に追いやるという「処刑人」となることも恐れず、ひたすら攻撃を続け、第3セットを奪い返す。そして第4セットも0-4という劣勢から怒涛の攻撃で挽回しフルセットへと試合を持ち込む。「第4セットは出だしでしくじった。でも4-0とされたとき自分に言ったんだ『とにかくコートにボールを返して、絶対にミスはするな』とね。」と、バグダティスはその時を振り返った。

そして迎えたファイナル・セット、4-4となったところで、バグダティスはひどい痙攣に見舞われてしまう。しかし勝利への執念を見せるバグダティスは、痛みをこらえて必死の攻防を続ける。結局第9ゲームは8回のデュースの末にアガシが取ったが、第10ゲームは再びバグダティスが取り5-5に。しかしバグダティスの精神力もそこまでで、最後はアガシが2ゲームを連取し激戦に終止符を打った。アガシの応援に駆けつけたファンも、バグダティスの闘志に惜しみない拍手を送っていた。「とにかく戦い続けたかった。アーサー・アシュ・スタジアムでアンドレに勝って死ぬなら、本望だったよ。」と、バグダティスは並々ならぬ意気込みでこの試合に臨んでいた。

この日バグダティスは83本ものウィナーを放ち、アガシの34本をはるかに上回ったが、エラーの数もアガシの47にくらべ86と俄然多く、これが勝負の分かれ目となった。しかしアガシもバグダティスに対しては、絶賛を惜しまなかった。

3回戦では、この日第30シードのS・グロージャン(フランス)を破る波乱を演じたベンジャミン・ベッカーと対戦する。

(2006年9月1日17時28分)
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