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（韓国、ソウル）

韓国オープン（賞金総額１４万５千ドル）大会初日の２５日、１回戦が行われ、日本女子期待の中村　藍子がＭ・ディアス=オリバ（アルゼンチン）を7-6(3), 6-3で下して、２回戦進出を決めた。先々週のバリでは２回戦に進んだ中村だったが、先週のチャイナ・オープンでは予選敗退に終わっている。昨年の同大会では２回戦でシード選手に敗れているが、今大会ではそれ以上の成績を残したいところ。

その他の試合では、Ｅ・ダニリドー（ギリシア）がＪ・ジャクソン（アメリカ）に7-5, 6-4で、Ｓ・ブレモン（フランス）がＭ・トゥ（アメリカ）に6-4, 6-7 (5-7), 6-1で接戦を制してそれぞれ勝利。またＥ・レイン（フィンランド）はキム・ソジュンに6-3, 6-2で、Ｃ・カスターノ（コロンビア）はＳ・アンチッチに6-3, 6-2で快勝している。

今大会のトップシードは元世界１位のＭ・ヒンギス（スイス）で、先週インドの大会を制しており好調だ。また昨年ベスト８の杉山　愛は第４シードでの出場。「韓国オープンへの参戦は今年が２度目。ぜひ良い結果を残したい。ベストなテニスができれば結果はついてくると思う。」とコメントしていた。

その他のシード勢では、第２シードにＭ・キリレンコ（ロシア）が名を連ねており、「韓国は初めてなので来られてとても嬉しいわ。新しい国でプレーするのは、気分的に素晴らしいもの。タフなドローになっているけれど、ヒンギスと決勝で戦えるよう頑張るわ。ただあまり先のことまで考えないようにしたい。」と話していた。