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（インド、ムンバイ）

ムンバイ・オープン（賞金総額３８万ドル）は金曜日に準々決勝が行われ、ノーシードのＳ・クーベック（オーストリア）が第２シードのＭ・アンチッチ（クロアチア）を3-6, 6-4, 6-3で下す番狂わせ狂わせを演じ準決勝進出を決めた。

クーベックは１回戦で第７シードのＪ・モナコ（アルゼンチン）も倒すなど今大会に入り好調を維持しており、アンチッチ戦の後のインタビューで次のように語っていた。「マリオ（アンチッチ）は、僕がパッシング・ショットが上手いのを知っていて、あまりネットに出てくることが出来なかったみたいだね。」２月のクロアチア・ザグレブの大会以来のツアー準決勝進出を決めたクーベックは、次の試合では第３シードのＴ・ベルディフ（チェコ共和国）と対戦する。

ベルディフは今週まだ１セットも落としていない好調ぶりで、準々決勝では、２回戦で本村　剛一（日本）を下した第６シードのＢ・パウ（ドイツ）を6-3, 7-5で下してのベスト４入り。ベルディフは現在世界ランクを自己最高の１３位としている。

また、第１シードのＴ・ロブレド（スペイン）はＲ・デルガド（パラグアイ）を6-2, 7-6 (7-1)で下してベスト４入り。準決勝では第４シードでデビスカップ・ロシア代表のヒーローであるＤ・ツルスノフ（ロシア）と対戦する。ツルスノフは準々決勝で、予選勝ち上がりのＪ・オークランドに3-6, 6-3, 6-4のスコアで逆転勝ちした。