（スウェーデン、ストックホルム）
ストックホルム・オープン（賞金総額８５万７６１０ドル）は大会２日目の火曜日にシングルス１回戦が行われ、トップシードのＲ・ナダル（スペイン）がＲ・スロイター（オランダ）を6-4, 6-2で下し２回戦へ勝ち進んだ。次はＤ・サングイネッティ（イタリア）を6-4, 6-4で下したＪ・ヨハンソン（スウェーデン）と対戦する。
ナダルは、ＵＳオープン準々決勝でＭ・ヨージニ（ロシア）に敗れて以来のツアー参戦で、２連覇を決めた全仏オープン以来となるツアータイトルを狙う。先月デビスカップ・プレーオフでイタリアと対戦し、スペインのワールド・グループ残留を決める活躍を見せたナダルは、来週はマドリッド・マスター大会にディフェンディング・チャンピオンとして出場する予定。
この日は、第７シードのＫ・フリーゲン（ベルギー）がＮ・マス（チリ）を6-2, 6-4で下しての勝ち上がり。またＦ・ロペス（スペイン）はＪ・モナコ（アルゼンチン）に2-1でリードしたところでモナコが右ひざを痛めて棄権したため、難なく２回戦へ勝ち進んだ。ロペスは２回戦で同胞の第４シードＤ・フェレール（スペイン）と対戦する。また地元の声援を受けるベテランＪ・ビョークマン（スウェーデン）らも勝ちあがっている。
主な試合結果は以下の通り。
Ｒ・ナダル (1) ○-× Ｒ・スロイター, 6-4, 6-2
Ｋ・フリーゲン (7) ○-× Ｎ・マス, 6-2, 6-4
Ｊ・ビョークマン ○-× Ｐ・ベッセル（オランダ）, 7-5, 6-2
Ｊ・ヨハンソン ○-× Ｄ・サングイネッティ, 6-4, 6-4
Ｆ・ロペス ○-× Ｊ・モナコ, 2-1, 途中棄権
Ｍ・ジケル（フランス） ○-× Ｊ・マレー（英国）, 6-4, 7-6 (7-3)
（2006年10月11日9時52分）
