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（フランス、リヨン）

リヨン・テニス・グランプリ（賞金総額８５万ドル）で火曜日シングルス１回戦が行われ、トップシードのＭ・バグダティス（キプロス）がＡ・クレマン（フランス）と対戦したが、2-6, 7-5, 3-6で初戦敗退を喫した。これによりバグダティスのツアー最終戦出場権確保は可能性が低くなった。現在ＡＴＰポイント・レースで１０位のバグダティスは、今大会では他にトップ１０選手がいないという好状況の中で上位進出を図り、最終戦出場への足がかりとしたいところだった。しかし、１回戦敗退を喫してしまったため、来週のパリでのマスター大会で最低でもベスト４入りしないと、ツアー最終戦への切符獲得のチャンスはなくなった。

最終戦への出場は既にできなくなっているが、今大会第２シードで出場のＧ・ガウディオ（アルゼンチン）もこの日Ｓ・グロイル（ドイツ）から0-6, 2-6の惨敗を喫した。その他のシード勢では、第３シードＤ・フルバティ（スロバキア）がＦ・セラ（フランス）に3-6, 6-3, 6-3で競り勝った。第４シードのＲ・ガスケ（フランス）はこのところ好調のＭ・サフィン（ロシア）を6-4, 7-6 (7-5)の接戦の末に下し、第７シードのＸ・マリス（ベルギー）もＶ・スペーディア（アメリカ）を6-3, 4-6, 6-1で制している。