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（スイス、バーゼル）

スイス・インドア（賞金総額１０７万３千ドル）は土曜日準決勝が行われ、第１シードのＲ・フェデラー（スイス）がＰ・スリチャパン（タイ）と対戦、6-4, 3-6, 7-6 (7-5)のファイナルセット・タイブレークで振り切り、決勝進出を決めた。今大会が開催されているバーゼル出身のフェデラーはまだこの大会での優勝はなく、過去準優勝が２つあるのみ。この日の勝利でツアー２３連勝を記録、また今季の成績を８６勝５敗に伸ばした。

「序盤からタフな試合になると思っていた。彼（スリチャパン）はサービスが好調でとても良いプレーをしていたからね。ただ終盤は僕にツキがあったようだ。ファイナルセットのタイブレークに突入してもどうにか踏ん張ることが出来たし、こうして決勝に進むことができたから。」と語るフェデラーは、日曜日の決勝で第３シードのＦ・ゴンサレス（チリ）と対戦する。

ゴンサレスは、準決勝でフェデラーのデ杯チームメートであるＳ・ワウリンカ（スイス）を6-4, 6-4のストレートで下した。ゴンサレスは、「決勝に勝ち進むことが出来て本当に嬉しい。疲れているけれど、この勢いを持続したい。」とコメント。ゴンザレスは今週３セットマッチを３試合制しての勝ち上がり。

ゴンサレスは現在、上位８人の選手のみが出場できるツアー最終戦に向けて９位に位置しており、今大会でグランドスラム９勝のフェデラーを下して優勝すれば、来週のパリ・マスターズが始まる時点で７位まで上昇する。しかしゴンサレスはフェデラーとの対戦が過去８度あるが１勝もしておらず、先週のマドリードの大会決勝でも7-5, 6-1, 6-0のストレートで敗れている。