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（オーストラリア、シドニー）

１２月末に、オーストラリアで開催予定の国別対抗戦−ホップマンカップに出場を予定していた韓国が、チョ・ユン=ジュング（韓国）が練習中に怪我をしたため急遽参加を取りやめることとなった。これを受けＮ・キーファー（ドイツ）、Ｍ・ミュラー（ドイツ）率いるドイツが急遽大会参加を決定した。

ホップマンカップは、男子と女子の混合チームで戦う国別対抗戦で、ドイツは米国、ロシア、オーストラリアのいるグループＡでの参加となる。１２月３０日に予定されている第１試合で、ドイツは昨年の覇者で今回も優勝候補筆頭の強敵アメリカとの対戦が予定されている。

アメリカ代表は男子はＴ・デント（アメリカ）、女子は元女王Ｖ・ウィリアムズ（アメリカ）ということで、実力的にはアメリカ優位ではあるものの、キーファーはオーストラリアの大会ではこれまでコンスタントに好成績を残しており、ミューラーも世界ランキングを自己最高の３４位まで上昇させての参戦ということで好ゲームが期待される。昨年、ホップマンカップ初出場を果したキーファーは、Ｇ・ガウディオ（アルゼンチン）、Ｗ・アーサーズ（オーストラリア）といった強敵を次々と破る快進撃を見せ、その後の全豪オープンでの活躍につなげたという実績がある（全豪オープンではＲ・フェデラー（スイス）の前に４セットで敗れている）。キーファーとしては今年も昨年の再現と行きたいところだ。