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団体が揃って準決勝進出 男子はタイと対戦◇アジア大会

(カタール、ドーハ)

ドーハアジア大会は大会5日目の火曜日に男女テニス団体の準々決勝を行い、日本代表は男子がバーレーンを、女子が韓国をそれぞれ下して、準決勝進出を決めた。これにより銅メダル以上が確定し、男子は優勝候補のタイと対戦することが決定した。

2002年の釜山大会に続く連覇を狙う男子は、バーレーンに3−0で圧勝した。まず、第1シングルスでは松井 俊英がA・シーハブに6-1, 6-1で勝利し、第2シングルスでは添田 豪がK・アル・タワディに6-1, 6-0で完勝し、レベルの差を見せ付けた。そして、ダブルスでは岩渕 聡/鈴木 貴男ペアが息の合ったところを見せて、A・L・モハメッド/A・K・アブドゥル=レーダ組を6-0, 6-0で寄せ付けなかった。

この結果、男子は準決勝でタイと対戦することが決定した。タイは準々決勝でウズベキスタンを下しての勝ちあがりだが、第2シングルスに登場したP・スリチャパン(タイ)が手首の故障のために途中棄権しており、不安が残る内容となった。

一方、前回大会で銀メダルだった女子は韓国と対戦し、第1シングルスで森上 亜希子がキム・ソジュンに6-1, 6-3で、第2シングルスで中村 藍子がヨー・ミに6-3, 6-2でそれぞれ白星を手にして勝利を決定付けた。ダブルスでは、不田 涼子/米村 知子が登場し、第1セット4−1とリードしたところで韓国ペアが棄権して勝利をものにした。女子は準決勝で台湾と対戦する。

(2006年12月6日10時20分)
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