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（オーストラリア、メルボルン）

昨日、全豪オープン初戦で、予選上がりのＤ・セラに 4-6,2-6,2-6のストレートで敗れたアジアの英雄Ｐ・スリチャパン（タイ）が、手首の怪我を理由にツアー離脱することを試合後表明した。ツアー復帰は３月以降になる模様。

スリチャパンによると、昨年９月のＵＳオープン時から痛みがあったものの、その後適切な処置をすることなくプレーを継続したことで状態が悪化したのだという。「（プレーを継続するという）間違った判断をしてしまった。普通の状態のときは特に問題ないのだけれど、今のままでは僕がしたいと思うようなプレーをするのには限界があるんだ。（処置のためにツアー離脱をする）決断は正しいと確信しているよ。あと１０大会に出場すれば良いわけではなく、僕としては少なくとも４年から５年はプレーを続けて行きたいと思ってるからね。」世界トップ１０にまで上り詰めたスリチャパンの復活を祈りたい。