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（アメリカ、カリフォルニア州インディアン・ウェルズ）

ＡＴＰマスターズ・シリーズのパシフィック・ライフ・オープン男子部門（賞金総額３２８万５千ドル）は土曜日、Ｔ・ヘンマン（英国）がシングルス１回戦に登場したが、Ｊ・ヘルニチ（チェコ共和国）に5-7, 6-3, 5-7で競り負け、惜しい初戦敗退となった。ヘンマンは今年は年初から怪我や病気で欠場が続いていた。

この日のヘンマンはサーブが不調で、７回ものブレークを許した。「今日はサーブが不安定で、こっちがファースト・サーブをミスする毎に相手のペースに巻き込まれ、次第にベースライン・ゲームに持ち込まれていってしまった。」と、有利な試合展開ができなかった。
最終セットでも5-4でサービング・フォー・マッチを迎えたヘンマンだが、３５℃の猛暑もこたえたのか、そこでもまたブレークを許してしまった。
「４ヶ月ぶりの大会出場で、リズムを取り戻すにはもう少し時間がかかるかもしれないけど、辛抱強くやるしかない。体調は万全だ。」と、気を取り直していた。ヘンマンは久しぶりの復帰戦となった先週のラスベガスでは２回戦敗退となっていた。

その他の試合では、Ｃ・モーヤ（スペイン）がＰ・カプデビル（チリ）を6-4, 6-4で、Ｔ・ヨハンソン（スウェーデン）はＭ・ミルニ（ベラルーシ）を6-4, 7-6 (9-7)でそれぞれ下して２回戦進出を決めている。Ｐ・スリチャパン（タイ）はＪ・ティプサレビッチ（セルビア）に4-6, 2-6で敗れ、１回戦で姿を消した。