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(アメリカ、フロリダ州デルレイ・ビーチ)
女子国別対抗戦のフェドカップの準々決勝が今週末世界各地で行われる。アメリカ対ベルギー戦は、アメリカがS・ウィリアムズ(アメリカ)とV・ウィリアムズ(アメリカ)のウィリアムズ姉妹が名を連ねる豪華な顔ぶれで、ベルギーをホームで迎え撃つ。
昨年7月の準決勝と同じカードの試合だが、今回はJ・エナン(ベルギー)とK・クレイステルス(ベルギー)を欠くベルギーが不利との味方が強い。昨年は、怪我を理由にセリーナ、ヴィーナスをともに欠いたアメリカが、J・クレイバス(アメリカ)とJ・ジャクソン(アメリカ)らを敵地ベルギーへ送り込んだ。しかし、ベルギー代表のクレイステルスがシングルスで2勝を上げ、ベルギーの準決勝進出を決めていた。
今季全豪オープンを含むツアー2勝をあげ好調のセリーナは、「アメリカ代表としてプレーするのはとても光栄なこと。それに家から20から30分のところでの試合なんて最高。家族も応援に駆けつけてくれるし、ソニー・エリクソン・オープンの時もまさに地元って感じだったけど、今回の方がもっと近いの。」と、ベルギー戦への気持ちを語った。
今回はウィリアムズ姉妹に加え、ダブルスの名手R・レイモンドとV・キング(アメリカ)がチームを組む。33歳のレイモンドは現在ダブルス・ランキングの1位で、これまでフェドカップでは9勝2敗の成績を誇るベテランで、2000年の優勝、2003年の準優勝の時もチームの一員だった。
キャプテンのZ・ギャリソン(アメリカ)は「この代表メンバーの素晴らしいところは、みんな喜んで話を聞いてくれること。」と選手達を賞賛している。
それに対してベルギーは、それほど有名な選手がおらず、K・フリッペンス(ベルギー)、C・マエス(ベルギー)、Y・ウィックマイヤー(ベルギー)、T・ハンドラーの4人が代表メンバーとなっている。
キャプテンのS・アペルマンズは「絶対勝てるって信じてコートに立ちなさいって言ったの。テニスは何が起こるか分からないスポーツ。勝利を手にできるって信じながらコートに立つことが大事だと思う。」と、選手達を激励していた。
昨年ベルギーは見事決勝へ進出するも2勝3敗で敗れ、イタリアにフェドカップ初優勝を献上した。今回そのイタリアは中国と、ロシアはスペインと、フランスは日本とそれぞれ準々決勝を行う。
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