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（モロッコ、カサブランカ）

ハッサン２世グランプリ（賞金総額４８万５００ドル）は土曜日に準決勝を行い、ノーシードから勝ち上がったＡ・モンタネス（スペイン）が同胞のＲ・ラミレス=イダルゴ（スペイン）を1-6, 7-5, 6-3の逆転で下し、今季初の決勝進出を決めた。モンタネスは準々決勝で第１シードのＤ・フルバティ（スロバキア）を倒していた。

この日の試合は３時間１２分の長期戦となった。試合全体ではモンタネスが４度のサービスブレークを記録し、最終セットではそのうちの１度のサービスブレークが勝利の鍵となった。ラミレス=イダルゴは今季初のツアーベスト４進出だった。
クレーを得意とするモンタネスは、今季はヒューストンとビーニャデルマールのクレーの大会でベスト４に勝ち上がっている。モンタネスはツアーでの優勝がまだなく、今大会で初優勝を狙う。

日曜日の決勝の相手は第８シードのＰ・Ｈ・マチュー（フランス）。マチューは第５シードで同胞のＭ・ジケル（フランス）を6-3, 7-5で下しての勝ち上がり。
今大会３回目の出場で初めてベスト４に進出していたマチューは、準決勝では７本のサービスエースを決め、ダブルフォルトもなく、３度のサービスブレークを記録し、９５分で試合を締めくくった。
マチューもクレーコートを得意としているが、モンタネスとの対戦は今回が初めて。

今大会の優勝賞金は７万５,７６２ドル。