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モレスモ、地元で最終調整◇ストラスブール国際

(フランス、ストラスブール)

全仏オープンを控え、ストラスブール国際(賞金総額17万5千ドル、ティア3、クレー)に、A・モレスモ(フランス)が地元の期待を背に第1シードで出場する。

昨年2度の四大大会優勝を飾ったモレスモは、12年連続で出場している母国開催の全仏オープンでは準々決勝の壁を越えられずにおり、昨年はトップシードで出場しながら4回戦で敗退した。また、今年は調整が遅れており、虫垂炎からの復帰後は4試合で1勝しか上げられず、先週のローマでは初戦でノーシードのS・ストザー(オーストラリア)に足元をすくわれた。
何とか本調子を取り戻したいモレスモは1997年以来の出場となる同大会で調整を図る。モレスモはトップシードとして2回戦からの登場で、V・バルディナ(ロシア)を3-6, 6-3, 6-4の逆転で退けたV・レプチェンコと対戦する。

第2シードは、先週ローマで今季3度目の優勝を飾ったJ・ヤンコビッチ(セルビア)で、2回戦からの出場。T・タナスガーン(タイ)と予選勝者のS・スンの勝者と顔を合わせる。続く第3シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)は、左足の怪我のため欠場を申し入れた。

この日行われた1回戦には、先々週のプラハ・オープンでツアー初優勝を飾った森上亜希子(日本)が第8シードで登場したが、C・マエスに5-7, 4-6で敗れ、初戦で姿を消した。その他、第4シードのN・リー(中国)と第9シードのE・ロワ(フランス)がいずれもストレートで勝利し2回戦進出を果たした。

今大会の優勝賞金は2万7千ドル。

(2007年5月22日11時35分)
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