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(フランス、パリ)
全仏オープン1日目は女子シングルス1回戦12試合が行われる予定だったが、雨のため中断され、結局4試合のみ終了した。うち、今オープン優勝候補とされるJ・エナン(ベルギー)、S・ウィリアムズ(アメリカ)は無事1回戦を突破したが、中村藍子(日本)は惜しくも敗れた。
2002年に今オープンで優勝している第8シードのセリーナは、T・ビロンコバと対戦し、序盤の不安定なプレーを克服し、次第にストロークの正確さを増すと、5-7, 6-1, 6-1で逆転勝ちした。
第1セットはピロンコバが5-2とリード、しかしセリーナが反撃に出て6-5まで追い上げたところで雨のため中断。その後試合が再開したのは6時間以上も経ってからだった。
セリーナはこれが3年ぶりの全仏オープン出場。「全仏オープンのトロフィーだけが友達がいなくて寂しがってるわ。」と、今大会2度目の優勝を狙っている。今回が30回目のグランドスラム出場だが、これまで1回戦で負けたことはない。通算8回のグランドスラム優勝を遂げており、今年は全豪オープンでも奇跡的な復活を見せて優勝した。
トップシードのエナンは、E・ヴェスニナ(ロシア)を6-4, 6-3で退けて難なく2回戦へ進んだ。エナンは、1990年〜92年のM・セレス(アメリカ)に次ぐ全仏オープン女子の3連覇を目指している。
その他の試合では第10シードのD・サフィーナ(ロシア)はY・フェダク(ウクライナ)を7-5, 6-4で下した。中村はT・パスゼック(オーストリア)に4-6, 0-6で敗れた。
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