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(フランス、パリ)
全仏オープンは29日、当地のローランギャロスでシングルス1回戦を行い、男子第1シードのR・フェデラー(スイス)がM・ラッセル(アメリカ)を6-4, 6-2, 6-4で下し、初優勝に向けて幸先のいいスタートを切った。2回戦は、この日M・チリッチ(クロアチア)を下した地元フランスのT・アシオンヌ(フランス)と対戦する。
フェデラーは試合後、「今日は簡単な試合ではなかった。肌寒くて、風も吹いていたし、この2日は雨のせいでろくにボールも打てなかったから、皆にとってタフなコンディションだったんじゃないかな。でも、今日は良い調子でプレーを再開することが出来て良かった。サーブの調子が良かったと思う。サーブやベースラインからの打ち合いでのチャンスは少なかった。それでも、必要な場面では良いプレーが出来たから、初戦としては上出来だったと思う。」とコメントした。
フェデラーは前日に6-4, 4-1とリードした時点で試合が中断になっていたが、再開されたこの日も終始主導権を手放すことなくラッセルを圧倒し、ストレートで勝利を決めた。フェデラーはこの試合で、6本のサービスエースを記録し、ラッセルには一度もブレイクポイントを握らせなかった。
ナダルと決勝で対戦するとしたら、と質問された王者は、「まだそこまでは行っていないから、次の対戦相手に集中するだけだよ。決勝で対戦できるのは目標だけれども、そこまでどのように勝ち進むかが重要。」と、次戦に向けて気を引き締めていた。
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