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(フランス、パリ)
全仏オープンは大会3日目にしてようやく天気が回復し、男子シングルス1回戦は43試合をこなす一日となった。今大会最有力優勝候補の二人、R・フェデラー(スイス)とR・ナダル(スペイン)は、いずれもストレート勝ちで2回戦進出を決め、まずは順当なスタートを切った。一方、活躍が期待されたF・ゴンサレス(チリ)は初戦敗退となった。
フェデラーはM・ラッセル(アメリカ)と対戦、昨日6-4, 4-1とリードしたところで降雨のため順延となっていたが、結局6-4, 6-2, 6-4のストレートで下し2回戦進出を決めた。
「ベースラインでの打ち合いも良い形でできた。初戦としては上出来。」と、唯一タイトルがないグランドスラム制覇に向けて、フェデラーも好感触。
2回戦では地元のT・アシオンヌ(フランス)と対戦する。両者は2003年のパリでのマスターズ大会で1度対戦があり、その時はストレートでフェデラーが勝利している。
1980年のB・ボルグ(スウェーデン)以来となる3連覇の期待がかかるナダルは、18歳のJ・M・デル=ポトロを7-5, 6-3, 6-2で退けた。
41本ものミスと3度のダブル・フォルトを犯すなど、不安定な場面も見られたが、それでも実力の差を見せ、相手を寄せ付けなかった。ナダルは全仏オープンでは15勝0敗と無敗を保っている。
ナダル対フェデラーの決勝対決に早くも期待が集まっているが、「1回戦が終わったばかりで、決勝はまだまだ先の話。」と、フェデラーは焦らず1戦1戦を戦って行くと語っていた。
第5シードのゴンサレスは、今季全豪オープンで準優勝し、今月のローマ・マスターズでも準優勝しており、今大会でも上位進出が期待されていたが、この日はR・シュティエパネック(チェコ共和国)(チェコ共和国)に2-6, 2-6, 4-6で完敗した。
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