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(フランス、パリ)
全仏オープン3日目は、第3シードのA・ロディック(アメリカ)、第8シードのJ・ブレーク(アメリカ)二人のアメリカトップ勢がいずれも1回戦敗退となる一日となった。
全仏オープンでは好成績に恵まれないロディックは、I・アンドレエフ(ロシア)に3-6, 4-6, 2-6で敗れ早くも大会を後にした。過去6年間でこれが4度目の1回戦敗退。
「この大会ではいつも自分にがっかりさせられっぱなし。」と、ロディックは肩を落とした。
勝ったアンドレエフは、ナダルがクレーでの連勝記録を築く直前に、ナダルから勝利を上げたクレー巧者。昨年は膝の怪我でこの全仏オープンは欠場していた。
第8シードのブレークも、2m08cmの巨漢I・カルロビッチ(クロアチア)に、6-4, 4-6, 5-7, 5-7で競り負けし、今大会5回目の出場で初めて1回戦敗退となった。これまでのベストは昨年の3回戦進出だった。
地元の期待がかかる第11シードのR・ガスケ(フランス)は、フランス人対決となったN・マウ戦を6-3, 6-2, 6-2で一蹴した。ガスケは4月に行われたポルトガルのクレー大会で今季初優勝を上げている。
同じくフランス期待の若手G・モンフィス(フランス)は、O・ロクス(ベルギー)に4-6, 6-4, 6-2, 3-6, 6-1のフルセットに持ち込まれたが何とか勝利を上げて2回戦へ駒を進めた。
今大会は、1983年のY・ノア(フランス)以来、地元フランス人チャンピオンが出ていない。
第7シードのI・リュビチッチ(クロアチア)はA・クレマン(フランス)を6-1, 7-5, 7-6(7-2)で下し初戦を突破した。これまで7回出場しうち4回で初戦敗退を喫しているこのレッド・クレーで、昨年に続く初戦勝利を手にした。
第9シードのT・ロブレド(スペイン)は、月曜から試合途中で順延となった試合にケリをつけ、S・ロイトマン(アルゼンチン)を6-3, 6-4, 6-2で倒して2回戦進出を決めた。ロブレドは今大会これまで2度ベスト8入りしている。
2003年覇者の第17シードのJ・C・フェレーロ(スペイン)もA・ディリックを6-7(2-7), 6-3, 6-3, 6-4の逆転で倒した。順当に勝ち上がると4回戦でフェデラーとの対決になる。
その他、第14シードのL・ヒューイット(オーストラリア)や第15シードD・ナルバンディアン(アルゼンチン)、第16シードM・バグダティス(キプロス)らも勝ち進んでいる。
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